サーバーをレンタルしたいんだけど、沢山ありすぎてどれにすればいいのか分からにゃい
ワードプレスでブログ作るには、レンタルサーバーが必要です。初めての人はどれを選んだら良いのか正直わかりにくいですよね。今回は、人気の国内レンタルサーバー4社をポイントに絞って紹介します。プランや機能など自分の目的に合ったレンタルサーバーを選びましょう。
サーバーって何
※ここで紹介するサーバーとは、Webサーバーです。
サーバーとは、例えるならばデータの格納庫です。
ブログやホームページの提供者は、自分のサーバーにデータを保存しています。
利用者は、インターネットで表示したい情報などをキーワードを使って、検索エンジン(Googleサーチ、Yahoo!など)で探し、サーバーにアクセスします。
要求を受けたサーバーは、結果をユーザーに転送します。
レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーにはいくつか種類があります。企業や個人によって、使う用途によって使い分けた方が効率が良いからです。
共有サーバー
共有サーバーは、一つのサーバーを複数の利用者でシェアして使うレンタルサービスです。カスタムなどの自由度は無いものの、メンテナンスに手間がかからない為、コストが安く済みます。最も低価格のサーバーの種類です。
一般的に言われているレンタルサーバーがこの形です。
VPS
VPSとは(Vartial Private Server 『仮装専用サーバー』)の略で、共有サーバーでありながら、専用サーバーの自由度があるサーバーです。最大のメリットは共有サーバーの様に、他のサイトのアクセスが集中しても影響を受けずに安定した運営が可能な事です。価格は中間辺りに位置しています。
専用サーバー
専用サーバーとは、共有と対照的に一台のサーバーをレンタルする種類です。他の利用者の影響を受けず、カスタマイズが自由にできるので、企業などの利用に適しています。コストは、高くなります。
初めての人がレンタルサーバーを選ぶポイント
転送量
転送量はサーバーが利用者に送れる画像や文字、動画などのデータの合計の量です。サイトが大きくなればなるほど表示速度に影響して来るので、選ぶポイントとして重要です。
表示スピードが遅ければ、単純にサイト読者の離脱に繋がります。あなたのサイトに対するGoogleの評価も悪くなります。そのため、転送量は重要になります。
共有サーバーの利用が集中してしまうと、転送量の上限を超えてしまうと、速度が落ちてしまい、それ以上になるとサーバーがパンクして、一時的にサーバー利用が停止してしまう事態もあります。
具体的にどのレベルが良いのか?
転送量は一体どのくらいあれば良いのか分かりにくいと思います。量の大きさは、あなたのサイトを訪れる人の数で決まります。つまり人気のサイトは転送量が多い方が良いです。転送量の計算方法は、1日あたりのあなたのサイトへアクセス数✖️あなたのサイト1ページあたりのデータ量です。月計算ならこれに30をかけてあげればわかります。初心者は2TB/月も有れば十分すぎるでしょう。
1日あたりのサイトアクセス数(PV)✖️ 1ページあたりのデータの量=1日のデータ転送量
セキュリティ
セキュリティの軟弱なサイトを利用する事は、提供者や利用者に悪影響を及ぼす可能性があります。レンタルサーバーの中には、様々なセキュリティサービスがあります。知っておきたいセキュリティの種類を以下4つにまとめました。
セキュリティは大事なポイント
1. SSL
SSLとはSecure Sockets Layerの略で、インターネット上のデーターを暗号化し、悪意のある第三者による個人情報の盗難を防ぐもの。Web上の南京錠のマークはSSL化してあるサイト、つまりはユーザーにとって安全なサイトであるという証拠である。
2. WAF
Web Aplication Firewallの略(ワフと呼ばれています)。ファイアーウォールは、インターネット上で、外壁となり、様々な攻撃から、私たちのサイトを守ってくれています。通常のファイアーウォールではWebアプリケーションへの侵入を防ぐ事ができません。
3. IDS/IPS
IDSとは、Intrusion Detection Systemの略。不正侵入検知システムと言われるセキュリティ対策です。不正なアクセアクセスをIDSが検知すると、管理者へ通知するシステムです。例えるならば、監視カメラのような役割があります。
IPSとは、Intrusion Prevention Systemの略。不正侵入防御システムと言われています。IDSが検知して通知するだけに対して、IPSは検知後に自ら防御に働くシステムです。例えるならば、警備員の様な立ち位置です。通常IDSとIPSは、セットになって働きます。
通常IDSとIPSは、セットになって働きます。
4. 国外IPアクセス制限
国外IPアクセス制限とは、外国からのアクセスを制限するセキュリティです。サーバー攻撃のほとんどが海外からのアクセスと言われています。これを設定することで、海外IPアドレスからのアクセスを制限する事ができます。
値段
初めての人が、サーバーを選ぶポイントの理由は、低価格なサービスでは無いでしょうか。ランニングコストを低く抑えることは、ブログをはじめたての人にとって重要です。初心者はサービスや機能の内容を参照しながら、低めのベーシックのプランに絞るのが良いでしょう。
コストをなるべく抑えたいね
安すぎもかえって問題!しっかりしたサービスがあるか比較してみて
通信速度
ここで言う速度とは、サーバーの応答速度(レスポンス)、ユーザーのリクエストに対して送り返してくる反応速度です。
転送量のところでも話したのですが、表示速度が遅ければ、サイト読者の離脱が増えるので、Googleの低評価に繋がります。良質なブログ運営をするためにも速度は重要と言えます。
実際にGoogleはこんなデーターを出しているので見てみてください。
ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。
出典もとGoogle Console ヘルプより
具体的には:ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加する。
レンタルサーバー4社の比較
国内人気のレンタルサーバー4社を紹介します。どれを選んだから失敗ということも無いので、用途に合わせて選んでださい。
Conoha WING
2013年よりサービスを開始した、まだ新しい会社です。国内最速を掲げ、Word press人気テーマ JIN SANGO SONICなどの割引特典もあり、続々とシェアを伸ばしている、勢いのあるレンタルサーバーの一つ。契約すると独自ドメインが2個貰える、WINGパックのベーシックプランがおすすめです。
時期により、割引のキャンペーンがあります。また初月の料金は無料になる為、月初の契約がお得です。
私はConoHaWINGを使ってます。
X SERVER
XSERVERはエックスサーバー株式会社が2004年より提供をしている、歴史のあるプロバイダです。国内利用シェア数はNO.1です。なんと言っても、安心度、安定性に優れているレンタルサーバーです。
レンタルサーバーといえばエックスサーバーとよく聞きます。
LOLIPOP
非常にコスパに優れた料金プランがあり、本当に安くサーバーを借りたい人むけ。ただ、月額132円のエコノミープランは、Wordpressに対応していないので、ライトプランからがおすすめです。
mixhost
mixhostは、2016年よりサービスがスタートした、まだ新しいレンタルサーバーです。完全SSDという高スペックですので、ストレスを感じません。さらに、アダルト案件にも対応しているのが、他のサーバーには無い強みです。
Conoha WING ベーシックプラン | X SERVER スタンダードプラン | LOLIPOP ライトプラン | mixhost スタンダードプラン | |
初期費用 | 0円 | 3300円 | 1650円 | 0円 |
月額料金 | 1320円 | 1320円 | 440円 | 1518円 |
ディスク種類 | SSD | SSD | SSD | SSD |
容量 | 300GB | 300GB | 160GB | 250GB |
転送量 | 900GB/1日 | 900GB/1日 | 500GB/1日 | 600GB/1日 |
SSL証明書 | ○ | ○ | ○ | ○ |
WAF | ○ | ○ | ○ | ○ |
IDS | ✖️ | ○ | ✖️ | ○ |
IPS | ✖️ | ✖️ | ✖️ | ○ |
国外IPアクセス制限 | ○ | ○ | ○ | ✖️ |
ワードプレス 利用可 | ○ | ○ | ○ | ○ |
独自ドメイン無料提供 | ○(2個) | ○ | ○ | ○ |
サポート | 電話あり メールあり | 電話あり メールあり | 電話あり メールあり | 電話なし メールあり |
お試し期間 | 無 | 10日間 | 10日間 | 無 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここで紹介した4社は、特に人気のレンタルサーバーです。安さ、速さ、手軽さ、またはアダルト広告の利用許可など、それぞれに特徴がありました。
どれを選んでも誰でもワードプレスを自動的にインストールして、ドメインと紐付けしてくれるので、簡単にブログを始められます。
正直、慣れていない人でも20分もあれば終わらせることが可能です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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